
「ヤマブキ(山吹)」は万葉集にもその歌が詠まれているほど古くから庭木として利用されている、日本では馴染の深い樹木です。春から初夏にかけて花を咲かせます。その花は「やまぶき色」という言葉があるように、とても鮮やかな黄色をしています。樹高は高くても2mほどにしかならないので、スペースに限りのあるお庭でも楽しむことができます。
ヤマブキは株数が多くなる樹木のため、株数を整理し大きさを整えるには、株元から切る剪定が必要となります。この記事では、ヤマブキの剪定方法や基本の育て方などをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
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ヤマブキの基本情報
属名:ヤマブキ属
科名:バラ科
学名:Kerria japonica
英名:Japanese kerria
和名:山吹(ヤマブキ)
原産地:日本
樹高:1~2m
区分:落葉樹、低木
耐暑性:強い
耐寒性:強い
開花期:4月~5月
花色:山吹色
用途:庭木、花木など
花言葉:気品、崇高
ヤマブキの特徴

ヤマブキは鮮やかな黄色の花を咲かせ、寒さにも暑さにも強く強健な性質です。茎は細く、やわらかいのが特徴です。花は3月~5月に開花し、直径約4㎝ほどで、花びらは5枚で先端がわずかにへこみます。八重咲きになる園芸品種もあります。葉は単葉で互生し、葉身は長さ4~8㎝で、縁は浅く裂けて鋸歯が不整に並びます。
ヤマブキは生育旺盛で、強めの剪定に適しており、和風のお庭や和モダンのお庭、洋風のお庭を彩る庭木としておすすめです。
ヤマブキの品種
【ヤエヤマブキ】
八重咲き品種。ヤマブキよりも樹高が高くなる。
【シロヤマブキ】
一重の白花。花つきはヤマブキほどよくない。
ヤマブキの剪定のタイミング
ヤマブキの剪定の適期は落葉後の11月~3月上旬ですが、花後に乱れた枝を整理するとさらによいです。
株立ちが自然樹形なので、剪定は枯れ枝を切り除く程度にします。
ヤマブキの剪定道具
ヤマブキの剪定は、以下の剪定道具を揃えておきましょう。
・軍手
・植木バサミ
・剪定バサミ
・刈り込みバサミ
・ノコギリ
・脚立
・癒合剤
剪定作業にはハサミやノコギリなどの刃物類が必ず必要です。価格の高いものやプロ用のものは必要ありませんが、力まずに握れ、紙を切るように自然に使えるものを選ぶようにするとよいでしょう。
使用した刃物は木くずや樹液がついたままにしておくと、錆びたり、切れ味が悪くなってしまいます。汚れている道具には病原菌やウィルスが付着している場合があります。剪定を行うことにより、樹木を病原菌やウィルスに感染させ、弱らせてしまわぬよう、使用後はしっかり手入れを行い、使用前は消毒を行うようにしましょう。
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ヤマブキの剪定メリット
ヤマブキは剪定で混みあった枝や不要な枝を整理することにより、多くなりがちな株数を制限し、樹形を整えることができます。
ヤマブキの剪定方法

ヤマブキの剪定は落葉後の11月~3月上旬行います。
11月~3月上旬の剪定
【不要枝を切る】
枯れ枝や混みあった枝などの不要枝は切って整理します。
【樹冠を整える】
全体のバランスを見ながら、樹冠を乱す枝を切ります。樹冠からはみ出している太い枝は、樹冠よりも数節内側で切ります。
【幹の数を減らす】
株の数が多い場合は、枝ぶりの悪いものを優先してつけ根から切ります。
【古い枝を切る】
花つきが悪くなってきた場合には、すべての株を地際で切って株の若返りを図ります。
ヤマブキは枝の途中で剪定すると、そこから枯れ込むことがありますので注意が必要です。
ヤマブキの育て方

ヤマブキは暑さや寒さにも強く強健な性質で、初心者でも育てやすい樹木です。
日当たり
水はけがよく日当たりの良い場所を好みます。
乾燥や夏場の西日は嫌いますので注意が必要です。
水やり
水やりは、基本的に必要ありません。
ヤマブキは乾燥を嫌うので、夏に日照りが続き、乾燥する場合は水やりを行います。
肥料
植え付け時に、堆肥や腐葉土を十分にすき込めば、それ以降は追加の肥料は特に必要ありません。
肥料はあたえすぎると花つきが悪くなります。
植え付け
植え付けの適期は2月下旬~3月か11月~12月です。腐食質の多い肥沃な土壌を好みます。
まとめ
ヤマブキ」は日本各地の山地に自生し、古くから庭木として植栽され親しまれてきました。株立ちとなり、枝を横に広げるように伸ばします。春~初夏、枝先に鮮やかな黄色の花を咲かせます。生育旺盛で、強めの剪定にも耐え、初心者でも比較的育てやすい樹木で和風、和モダン、洋風のお庭にもよくあうので植栽してみたいという方もいらっしゃると思います。
ヤマブキは株が増えやすいため、剪定で株を整理しないと、どんどん増え樹形を乱してしまいます。樹形を保つためには、適切なタイミングと方法で剪定を行う必要があります。ぜひ、この記事を参考にヤマブキの剪定を行ってみてくださいね。
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執筆者:造園技能士 竜門 健太郎
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