オオデマリはあまり強剪定を行うと、花芽ができにくく芽吹きが遅くなります。

「オオデマリ(大手鞠・大手毬)」は名前が似ていて間違われやすい「コデマリ」とは種類の異なる科目で、花もひと際大きく、大輪の「オオデマリ」が咲き誇る姿はとても華やかです。その花が魅力の「オオデマリ(大手鞠・大手毬)」だからこそ、毎年できるだけ多く花を咲かせたいですよね。このページではオオデマリの剪定の時期や剪定方法の基本をプロの庭師がご紹介します。
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オオデマリ(大手鞠・大手毬)の特徴

オオデマリ(大手鞠・大手毬)とはどういった特徴をもつ木なのでしょうか。
分類:落葉低木
学名:Viburnum plicatum var. plicatum
科・属:レンプクソウ科 / ガマズミ属
原産地:日本全国(台湾・中国)
樹高:3m~4m
開花期:4月~5月
剪定時期:5月下旬~6月、11月~3月
花色:白・ピンク
用途:園芸品種
別名:テマリバナ、ジャパニーズ・スノーボール
「オオデマリ(大手鞠・大手毬)」の名前の由来は小さな花がボール(手毬)の様に咲くことから名付けられました。アジサイによく似た直径10㎝ほどの花は華やかで人気の樹種です。
国内に自生しているものは「ヤブデマリ」で、一般的に流通しているオオデマリはヤブデマリを園芸用に改良してつくられた品種です。
花は咲き始めは薄い緑色で徐々に白またはピンク色に変化します。比較的初心者にも育てやすい品種のため、庭木の低木としておすすめです。
オオデマリ(大手鞠・大手毬)の剪定時期
オオデマリは自然樹形で育てた方が花つきがよくなるので、剪定はあまり必要ありませんが、剪定する場合は花後のできるだけ早い時期(5月下旬~6月)に剪定しましょう。
オオデマリ(大手鞠・大手毬)は花後の7月~8月頃に花芽ができるので、剪定は花後できるだけ早めに行い、秋以降の剪定適期の剪定は不要枝を落とす剪定にとどめましょう。
オオデマリ(大手鞠・大手毬)の剪定方法
オオデマリはあまり強剪定を行うと、花芽ができにくく芽吹きが遅くなります。
前述の通り、オオデマリはあまり剪定を必要としませんが、樹形が乱れた場合や枝が混み合ってしまった場合は花後のできるだけ早い時期(5月下旬から6月)に剪定しましょう。
花芽は、花後に伸びた短い枝の先端に混芽(花芽と葉芽をあわせもつ芽のこと)がつくので、短い枝は剪定せず、伸びすぎた強い枝や、花がつかない古い枝を基部から剪定しましょう。花芽が分化したあとに不用意に枝を切り戻したり刈り込んだりすると、翌年に花が付かないことになりかねないので、花芽を切り落とさない様に注意して透かし剪定をしましょう。
オオデマリ(大手鞠・大手毬)の病気と害虫

オオデマリのかかりやすい病気は「褐斑病」と「うどんこ病」です。
うどんこ病は、うどん粉のような白い粒状の「カビ」が葉につく病気です。うどんこ病は風通しが悪いことが原因で発生するため、不要枝を剪定して風通しを良くしましょう。
また、褐色の斑状のものが葉につく「褐斑病」は、花後秋ごろに殺菌剤を撒いて駆除しましょう。
オオデマリが被害に遭いやすい害虫は「カイガラムシ」や「アブラムシ」や「サンゴジュハムシ」などです。
幹や枝などに、貝殻のような殻をかぶったり、ロウ状や粉状のものでおおわれたものが付いている場合は「カイガラムシ」の発生を疑いましょう。カイガラムシは風通しが悪いと発生します。またやっかいなことにカイガラムシの排泄物を好んで、アリやアブラムシが寄ってくる場合もあります。サンゴジュハムシは、卵の状態で越冬し、幼虫は葉の裏面から削るように食い荒らします。害虫を発見したらできるだけ早く除去し、被害がひどい場合は薬剤散布して駆除しましょう。
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オオデマリ(大手鞠・大手毬)の肥料・育て方
オオデマリはあまり肥料を必要としませんが、花後の5月下旬から6月に花後の「お礼肥」として、また落葉後の11月から12月に寒肥を与えます。寒肥は、緩効性化成肥料か、油かすなどが適しています。
オオデマリの植えつけ時期
オオデマリの植え付けは極端に寒い時期を外して、11月~12月、または3月~4月上旬頃が適しています。植え付けの際は腐葉土や堆肥をすきこんで、根付くまで支柱を立てて支えましょう。
オオデマリを植える場所と水やり
オオデマリは日当たりがよく、水はけがよい場所を好みますが、乾燥に弱いので、西日が強く当たる場所を避けて、腐植質に富んだ場所に植えつけましょう。また地植えの場合は特に水やりの必要はありませんが、真夏の日照りが続く時期や葉が落ちた後の乾燥期は、朝か晩の水やりをお勧めします。
また、オオデマリは成長が早く、枝が横に広がるため、鉢植えよりも地植えに適しています。
まとめ
初心者の方でも比較的育て易く、剪定の手間も少ない「オオデマリ(大手鞠・大手毬)」をご紹介しました。剪定やお世話などの作業が難しい場合は、庭家plus 岡山までご相談ください。
綺麗な庭で皆様の暮らしが豊かになれば幸いです。
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎
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