うねる枝のからみをほぐす剪定!

「ウメモドキ(梅擬)」は、花よりも実を楽しむ樹木です。晩秋に赤く熟す実は、葉を落とした後により目立ち、早春まで楽しめます。葉や枝振りがウメの木に似ているので「ウメモドキ」と名付けられましたが、ウメの仲間ではなくモチノキの仲間です。5月~6月に花を咲かせますが、あまり目立たないため、花よりも赤い実を楽しむ樹木として、和風や和モダンのお庭におすすめです。
ウメモドキは、枝がうねる木なので、からみをほぐすように透かして剪定を行います。この記事では、トサミズキの剪定方法やベストなタイミングを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
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ウメモドキ(梅擬)の基本情報
属名:モチノキ属
科名:モチノキ科
学名:Ilex serrata
英名:Japanese winterberry
原産地:日本、中国
樹高:2~4m
区分:落葉樹、低木
耐暑性:強い
耐寒性:強い
開花期:5月中旬~6月
花色:紫~白色
用途:庭木、生垣など
花言葉:知恵、明朗、深い愛情
ウメモドキ(梅擬)の特徴

「ウメモドキ」は球形の実が枝にたわわにつき、秋に赤く熟し、秋口から落葉後の真冬まで長い期間楽しむことができます。葉の付け根に3~4mmの花を咲かせますが、花自体はあまり目立ちません。葉は5~8cmの楕円形で、縁には小さな鋸歯があります。実は直径5mmほどで、小鳥が好んでついばむ果実でもあります。
品種・近種
【キミノウメモドキ】

実が黄色い。
【シロウメモドキ】
実が白い。
【大納言】
野生種に比べて果実が大きい、園芸品種。
ウメモドキ(梅擬)の剪定のタイミング
ウメモドキの剪定は、落葉期の12月~3月、5月中旬~6月が適しています。
落葉期の12月~3月の剪定では、徒長枝や不要枝を切り整理し、風通しをよくします。
5月中旬~6月の剪定ではひこばえを切り、主幹を整えます。
ウメモドキ(梅擬)の剪定道具

ウメモドキの剪定には以下の剪定道具を準備しましょう。
・軍手
・植木バサミ
・剪定バサミ
・刈り込みバサミ
・ノコギリ
・脚立
・癒合剤
ハサミやノコギリなどの刃物は使用前に消毒を行います。消毒を怠ると、切り取った枝の切り口から病原菌が入り、病気になるリスクが高くなります。また、剪定道具は使用後にしっかりと手入れを行いましょう。木くずや汁をつたままにしておくと、刃先が錆びて、切れ味が悪くなってしまいます。切れ味の悪い刃物を使用すると、樹木に負担をあたえてしまいます。
剪定道具は自分の手に馴染むものを使用することも重要です。使いにくい道具を使用することは思わぬケガなどを引き起こしたり、疲れの原因となります。
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ウメモドキ(梅擬)の剪定メリット
ウメモドキは枝がうねる気なので、からみあう枝をほぐすように透かしていくことにより、樹冠内に光や風が入りやすく、花つき、実つきがよくなります。また、古い枝を切り取り新しい枝へ更新することで、実つきがよくなり、木全体にバランスよく実をつけます。
ウメモドキ(梅擬)の剪定方法

ウメモドキの剪定は、12月~3月、5月中旬~6月に行います。
12月~3月の剪定
【徒長枝を切る】
徒長枝は、枝の流れを見ながら切ります。立ち枝や横枝を切り取り、花芽がつきやすい短枝を残します。
【枝を間引く】
枝が混んでいる部分は、交差した枝やからんでいる枝、内向きの枝などの不要な枝を、枝の分かれ目から切り取って間引き、風通しをよくします。
【枝を更新する】
実がたくさんついた枝は、しだいに実つきが悪くなるので、つけ根から切り取り、新しい枝に更新します。
【幹の整理をする】
根元から新しい枝が芽吹きます。幹は3~4本になるように芽吹いた枝を切り取り、残した幹も枝わかれした部分から、横へ伸びた枝を切るように剪定しましょう。
5月中旬~6月の剪定
【徒長枝を切る】
不要枝や徒長枝はつけ根で切り取ります。混みあった部分は、細い枝を切って間引き、太い枝は残して風の通りをよくしましょう。
【ひこばえを取り除く】
株元から出る枝やひこばえを放っておくと、水分や養分をうばわれてしまいます。主幹は3~4本程度残して、それ以外はつけ根から切り取ります。
ウメモドキは深いところで切る強剪定を行うと、徒長枝が出て実つきが悪くなるので、強剪定は避けましょう
ウメモドキ(梅擬)の育て方
ウメモドキは、土質を選ばず育てやすい樹木です。
日当たり
日当たりのよい場所を好みます。
日陰は実つきが悪くなるので、控えましょう。
水やり
自然雨で育てることができます。
乾燥が続き土が乾いている場合はあたえましょう。
肥料
2月上旬から3月下旬に緩効性化成肥料や固形油かすを寒肥としてあたえましょう。
植え付け
10月上旬~11月下旬、2月下旬~3月下旬が適しています。
植え付け後は支柱をしっかりと立てておきましょう。
ウメモドキ(梅擬)の病害虫
ウメモドキは、病害には強い樹木ですが虫害には少し注意が必要です。
虫害で気をつけたいのが「カイガラムシ」です。
カイガラムシ
枝や葉に大量に付着し、汁を吸うことで植物の生育を悪くします。
見つけ次第、ブラシやヘラなどでそげ落とし駆除します。
まとめ

「ウメモドキ」は、晩秋に赤く熟す実をたわわにつけ、葉を落とした後にはより目立ち、早春まで楽しめます。和風や和モダンのお庭によく似合い、実を食べに鳥がお庭にやってくることも期待できます。ウメモドキは、枝がうねる木なので、からみをほぐすように透かし、樹冠内部にまで風や光が入るように剪定し、実つきをよくします。自然と樹形がまとまるので、強剪定はせず、不要な枝を間引く程度の剪定を行います。剪定作業自体はそこまで難しくはないですが、ご自身での剪定に不安を感じる場合には、プロの業者や剪定を行っている造園会社、造園業者にお願いするのも良いでしょう。
ぜひ、この記事を参考にウメモドキの剪定を行ってみてくださいね。
ウメモドキの剪定や日々のお手入れで困った場合は、ぜひ庭家plus 岡山へご相談ください。
皆様のお庭づくりのお手伝いができれば幸いです。
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎
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