【フェイジョア】基礎知識と育て方を庭師が伝授

香り高い果実が楽しめる!|【フェイジョア】の育て方のコツをプロの庭師が伝授します

フェイジョアは、夏にかけて白いつぼみが花開き、真っ赤なおしべとピンクの花弁がエキゾチックな、南米原産の常緑樹です。日本にはキウイフルーツと同時期の1970年代に、果樹目的で入ってきました。
市場に出回らないため馴染みは薄いですが、花や果実は食べることができ、南国フルーツらしい甘くみずみずしい香りと食感は、今では育てる方だけが楽しめる特権です。
葉は表が濃い緑色で裏は綿毛が生えた銀白色をしており、四季を通して青々と茂っているため、生垣などに重宝します。そして秋になると香り高い果実が楽しめ、寒暖差や強剪定にも強く、害虫被害も少ないことから庭木にするにはとても優秀な樹木です。
ここでは、そんなフェイジョアの育て方やお手入れ方法、剪定などについてご紹介します。

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目次

フェイジョアの基本情報

和名: フェイジョア
英名: Feijoa
学名: Acca sellowiana (O.Berg) Burret
科名: フトモモ科
属名: アッカ属
原産地: ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部原産
分類: 常緑小高木(果樹)
常落区分: 常緑性
樹高: 1.5m~5m
葉張り幅: 2m~3m
剪定時期: 11~2月
日照: 日なた
耐暑: 普通
耐寒: 普通
開花期: 5月中旬~6月
花色: 白、赤~ピンク~薄紫色
果実熟期: 10月下旬~12月中旬
果実色: 緑
花言葉: 「実りある人生」「情熱に燃える心」「甘美な思い出」

フェイジョアの特徴

南米原産の木にも関わらず耐寒性があり、−10度前後まで耐えることができます。また、病気や病害虫にも耐性があり、比較的育てやすい品種と言えます。
花・果実ともに食用にでき、南国特有のエキゾチックさと甘い香りが人気です。
日なたを好みますが、水切れが天敵なので、水やりはしっかりおこないましょう。
代表的な品種には『トライアンフ』や『クーリッジ』、『ジェミニ』、『アポロ』などがあります。収穫時期や花の色、実の糖度や大きさ、育てやすさも少しずつ異なるので、自分にあった品種を選びましょう。

フェイジョアの育て方

植える場所

フェイジョアは、年間を通して良く日の当たる場所に植えましょう。木の生育もよく果実のできも良くなります。亜熱帯の果樹には珍しく-10℃程度まで耐寒性があると言われています。

土づくり

フェイジョアは、土壌適応性がありあまり土質を選びません。しかし、乾燥に弱いため、水はけ、水もちが良いことが大切です。
一般的な市販の用土を使う際は
・赤玉土小粒 7~8
・腐葉土 3~2
程度の配合土を準備しましょう。

水やり

フェイジョアは日なたの環境を好むにも関わらず、乾燥に弱いため、水切れに注意してください。鉢植えで育てている場合は、鉢から水が溢れるくらいしっかりと水をやりましょう。水分が蒸発しやすい夏場は、朝晩2回を目安に与えます。

肥料

フェイジョアの肥料は有機質肥料を与え、木に元気がないと感じたら即効性のある液体肥料を与えましょう。
施肥時期は以下のとおり。
・鉢植えの場合: 3月、7月、10月
・庭植えの場合: 3月、10月

植え付け・植え替え

フェイジョアの植え付け、植え替えの適期は3月~4月頃です。果実を楽しむ場合、実は植え付けてから3〜5年で収穫できるようになります。近くに2品種以上を植えることで実つきが良くなります。

夏越し

フェイジョアは乾燥に弱いため、株元に直射日光が当たると、乾燥して根の傷みの原因になる場合があります。株元に腐葉土やワラを敷いて、日頃から乾燥を防ぎましょう。

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フェイジョアの収穫

フェイジョアの果実の収穫時期は10月下旬~12月中旬。
にわとりの卵サイズの果実は、パイナップルやバナナのような芳醇な香りです。糖度は平均15%、完熟だと19%程度。
自然落下したものを収穫し、そのまま数日追熟させ、しっかり熟れるのを待っていただきます。完熟のサインは皮の表面にシワが入りだし、香りが漂うようになれば食べ頃です。

フェイジョアの剪定方法

フェイジョアの剪定時期は3月〜4月。
全体的に樹形を整えながら、高さが2〜3mに収まるよう剪定します。強い切り詰め剪定もできますが、基本は間引き剪定をおこないます。樹冠内部で他の枝と重なって、邪魔になっている枝は付け根から切り落とし、長い枝も落とします。大きな果実がつきやすいのは下垂気味の枝なので残すようにしましょう。
根元から芽が出やすく株立ちしやすいですが、幹は1本の幹形に仕立てます。

フェイジョアの増やし方

増やし方

フェイジョアは、接ぎ木や挿し木、取り木、タネまきでふやすことができます。手軽なのは挿し木で梅雨時が適しています。長さ15cmほどの枝の、下のほうの葉を取り、赤玉土などの挿し木用土に挿しておきましょう。

受粉

フェイジョアの開花時期は5月中旬~6月。
フェイジョアは、ほとんどの品種が自家不結実性です。異なる2品種以上を植えることで実つきを良くします。
より多くの収穫を目指す場合、人工授粉をおこないます。朝開花して間もない花を摘み取り、別品種の花の雌しべにこすり付けましょう。

まとめ

花も実も楽しめて、剪定もしやすく病気や虫にも強いフェイジョアは、庭木として最適。
南米原産なので洋風ガーデンにも良く似合いますし、常緑樹なので落ち葉のお手入れなども比較的かんたんです。
なにより普段では入手困難な果実の味を楽しんでみたくありませんか?
「フェイジョアを庭に迎えてみたい」、「大きくなり過ぎたフェイジョアを小さく整えたい」方は、ぜひ庭家plus 岡山へご相談ください。
お庭が美しく庭木が健康に育つよう、皆様のお手伝いができれば幸いです。

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執筆者:造園技能士 竜門 健太郎

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