弱めの剪定であれば1年中いつしても問題なし

いつもスーパーなどで購入して神棚にお供えしているサカキ(榊)を自宅の庭で育てれば便利だし何より経済的!ただ昔の人はサカキ(榊)は神木だから位の高い神官のような家にしか植えてはいけない・・・・そんな話も聞きますが今はあまり気にされない方が多いようです。
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サカキ(榊)の基礎知識
植物名:サカキ(榊・さかき)
学名:Cleyera japonica
英名:Japanese Cleyera
和名:榊
科名:モッコク科
属名:サカキ属
原産地:日本、中国、台湾、朝鮮半島一帯
耐寒性:やや弱い
耐暑性:やや強い
花色:白
開花時期:6月~7月頃
花言葉:「神を尊ぶ」「控えめな美点」「揺るがない」
サカキ(榊)とは?

サカキ(榊)の枝は神事の際によく使用され神棚にも良く飾られますが、まず名前の由来ですが諸説ある中で一つがあの世とこの世・神と人を分ける境目を示す木ということからサカキ(榊)の名前が付いた、またサカキ(榊)が常緑樹でいつも緑の葉をつけている事から栄える木という意味でサカキ(榊)になったという説があります。
次になぜサカキ(榊)は神事に使用されるのか?実は神話の中で「神様のいる場所にサカキ(榊)を立てた」という古事が元になっているといわれています。漢字に注目してみると、『木』と『神』が入っています。すなわサカキ(榊)は神道において、神と深い関わりのある樹木ということ。日本では古来より植物や先端が尖ったものには、神様の力が宿ると考えられていました。
サカキ(榊)は温暖な地域でないと生育しないため、寒い地域ではサカキ(榊)を代用品でまかなうようになり、地域によっては「サカキ(榊)」として松や楠、杉、椿(ツバキ)、山茶花(サザンカ)を飾る風習が今でも残っています。このような事情もあり本来のサカキ(榊)を示すためサカキ(榊)の上に「本」や「真」を付けて区別するようになったみたいです。
サカキの特長
榊の特徴は、葉が堅く濃い深緑で光沢や厚みのあることです。この葉は互生していて花は白くて大きさは約1cm前後出小さいです。6月から7月にかけて咲き、11月から12月になると実は黒色になってきます。 サカキ(榊)は芽吹きが良く暑さに強く日陰でも育つので、生垣などに活用されます。しかし、寒さには比較的弱いので関東から南の地域では自生していますが、北の地域では自生していません。
サカキ(榊)の剪定

サカキ(榊)の剪定は枝の切り戻しによる樹形の維持が基本!!
そもそも切り戻しとは??サカキ(榊)の姿(樹形)を小さくしたり、一定の大きさを維持するために、伸びた枝を途中で切って形を整える剪定です。枝を途中で切ることで残った部分から強い枝を出させます。切らないときより、新しい枝の成長が盛んになります。
このような弱めの剪定であれば1年中いつしても問題はありません。
あとは年に数回不要な枝の除去をしたり、混み合っている部分の枝や枯れ枝は根元や枝分かれ部分から切り落します。そうする事で風通しがよくなり害虫予防や生育向上に繋がります。
サカキ(榊)の剪定時期はそれほど慎重になる必要はありませんが一般的には3月~4月と9月~10月にかけて剪定を行います。芽が出るのが旺盛なので、こまめな剪定が大事なので長く伸びた枝を見つけたりしたら切っていきましょう!
サカキ(榊)の育て方・増やし方

用土
サカキ(榊)は水はけが良く、湿潤で肥えた土を好むので、硬質の赤玉土と完熟腐葉土または樹皮堆肥を混ぜた用土を使います。
水やり
植え付けてから2年位は、水やりに注意が必要です。土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。その後は水やりの必要はありませんが、夏時期で雨が降らない日が続いた際にはたっぷりお水を上げて下さい。
肥料
地植えは2月に有機質肥料を寒肥として株の周るにを、追肥をします。サカキ(榊)は肥えた土壌を好むので追肥では、化成肥料、堆肥、腐葉土などを混ぜて施肥すると効果的です。
植え付け
最適時期は3月~4月か9月~10月です。植え穴に有機質肥料か緩効性化成肥料を入れておきます。
増やし方
挿し木は一般的に6月~7月の梅雨時期と言われます。新芽が出そろった頃に、雨が重なったタイミングがサカキ(榊)の挿し木には適しています。ただサカキ(榊)の成長と梅雨のタイミングがずれたりした場合は、晩秋時期の方が適しているケースもあります。
挿し木に使う穂木は、10cm~20cm位です。穂木の切り口は斜めに切り、切り口を発根促進剤が入った水の中に30分位浸してから、挿し木用の土に刺していきます。直射日光があたらず明るい場所で管理します。発根が確認できるまでは、空気穴をあけた透明ビニールで覆い湿度を保ち発根してきたら鉢上げをして、苗木として育てていきます。
害虫
サカキ(榊)は比較的害虫にも強いほうですが、すす病の原因であるカイガラムシやアブラムシを見つけたら直ぐに駆除が必要です。カイガラムシはなるべく幼虫の時に薬剤散布におって駆除することがポイントです。すす病は空気中のすす病菌がアブラムシやカイガラムシの排せつ物を栄養にして、すす状の黒いカビが葉を覆いひどくなると葉の光合成を邪魔してしまうため生育不良にもつながります。日当たりや風通しが悪い場合、湿度が高くなると発生しやすくなります。特にカイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱って枯れてしまいます。カイガラムシは国内で数100種が発見されており、大きさや形なども様々で、カイガラがあるのとないものもいるので気をつけてください。
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎
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