みどころいっぱいなオージープランツ!スタイリッシュでおしゃれな庭木|【ドドナエア】の育て方のコツをプロの庭師が伝授します

夏は鮮やかなライトグリーン色の葉、晩秋から赤く色づき、冬が近づくにつれ赤から褐色へと色が移り変わり、葉の色の変化を楽しめる「ドドナエア」は、オーストラリア固有種のオージープランツ(オーストラリアンプランツ)で、日本でも洋風のお庭やドライガーデンのシンボルツリーとして人気が高まっています。ドドナエアは蒸し暑さに比較的強く、耐寒性があり日本でも関東より西では、地植えでも育てることができます。スタイリッシュでシンボルツリーにもなる、おしゃれな庭木を探している方におすすめです。この記事では、オージープランツ(オーストラリアンプランツ)のドドナエアの種類や基本の育て方、剪定のコツを解説します。
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ドドナエアの基本情報
分類:ムクロジ科ハウチワノキ属
学名:Dodonaea viscosa
英名:Hop Bush
和名:ハウチワノキ
別名:ポップブッシュ
原産地:オーストラリア
樹高:1〜2m
常落区分:常緑低木
耐寒性:強い(−5℃前後)
耐暑性:強い
開花期:4~5月
花色:黄色、オレンジ
ドドナエアの特徴

ドドナエアはオーストラリア原産のムクロジ科の常緑低木で、オーストラリアに30種ほど見られるオージープランツ(オーストラリアンプランツ)のひとつです。花のようなサヤや、さわやかなライトグリーンから赤く染まる紅葉への葉色の変化が楽しめる樹木です。ドライな質感とスタイリッシュな葉色は、ドライガーデンや洋風のお庭のシンボルツリーとしてもぴったりです。日本国内で一番流通している品種は、「ドドナエア ・プルプレア(パープレア)」で、葉は紅葉します。その他の品種の「ドドナエア・ビスコーサグリーン」は紅葉せず通年緑葉です。
季節により色の変化が楽しめる葉
ドドナエアは長細いスタイリッシュな葉がおしゃれなオージープランツ(オーストラリアンプランツ)で、ドライガーデンのシンボルツリーとしてもおすすめです。葉は晩秋に赤く紅葉し、冬に向かい気温が低くなるにつれ赤い色が深まり、褐色へと変化します。常緑樹のため、年間を通して落葉することなく、晩秋に紅葉した葉は5月くらいまで残り、5月に新芽が出ると新緑の新しい葉に入れ替わります。品種によっては紅葉しない品種もあります。
不思議な魅力のサヤ

ドドナエアは春に小さな花をつけ、夏には独特な花に似た薄いピンクのサヤをつけます。薄くひらひらしている形で、パッと見は花のようですが、袋のような形状の中には種が入っています。不思議な魅力のサヤを枝にたくさん付けている姿は、海外の雄大な地で育ったような雰囲気の佇まいです。
生長が早く丈夫
ドドナエアは生長が比較的早く、あっという間に大きくなります。ただし、大きくなるといっても低木なので、樹高は2m程度です。また、暑さにも寒さにも比較的強く、初心者でも育てやすいオージープランツ(オーストラリアンプランツ)です。潮風にも強いので、沿岸部でのお庭でも育てられます。放任しても樹形があまり乱れることはありませんので、大がかりな剪定は必要なく、乱れた枝を取り除く程度で十分です。剪定時期も厳冬期や真夏を除けば選ばず、丈夫な性質のため多少切りすぎても枯れてしまうということはありません。日本の寒さでは、育てにくい印象のあるオージープランツ(オーストラリアンプランツ)の中で、ドドナエアは-5℃くらいまでは耐える強さがあります。
名前
ドドナエアという名前は、1500年代に生きた植物学者であり医師でもあるレンベルト・ドドエンスに因んで名付けられました。学名にあるviscosa(ビスコース)は粘りがあるという意味で、ドドナエアの若い枝葉に粘り気があることから名付けられたといわれています。
ドドナエアの主な品種
ドドナエア・プルプレア(パープレア)
冬に葉が鮮やかに紅葉するタイプ。花はあまり目立たない。
ドドナエア・サンドオリーブ
花は白く、一年を通して葉は緑色で紅葉しない。
ドドナエアの育て方

水やり
地植えで育てる場合は、自然雨で育てられます。ただし日照りが続く場合には、水をあたえます。鉢植えで育てる場合には、土が乾燥してから水やりをします。ドドナエアは乾燥した環境を好むので、水の与えすぎには注意しましょう。水やりが多いと根腐れをおこし、枯れる原因となります。
日当たりと置き場所
日当たりのよい場所を好みますが、耐陰性が強いので、日陰でもしっかりと育ちますが、日当たりがよい方が葉の色もきれいになります。また、日当たりが悪いと、株が弱ってしまうので、できるだけ日当たりのよい場所で育てましょう。
肥料
肥料は必要としません。オージープランツ(オーストラリアンプランツ)の多くは、リン酸が多いと生育が悪くなるため、施肥する場合は、リン酸の少ない油粕などの有機肥料をあたえましょう。
植え付けと植え替え
落葉はしませんが、活動が鈍くなる9月から3月までの秋~冬の間に水はけのよい、肥沃な場所に植え付けます。植え替えも時期も同じです。
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ドドナエアの病気と害虫
目立った病害虫は見られませんが、まれに用土にコガネムシの幼虫などが入って根を食い荒らすことがあります。発生した場合は、薬剤を散布して駆除します。
ドドナエアの剪定方法

放っておいても、自然と樹形が整うので、剪定は横に広がった部分や混みあった枝、古枝、枯れ枝を整える程度で十分です。葉についた雨のしずくで枝が垂れ下がるようになったら剪定します。剪定にも強いので、真夏や真冬を除き時期は選ばず、いつおこなっても問題ありません。
ドドナエアの増やし方
一般的な増やし方しては挿し木です。挿し木は、園芸初心者には少し難しいので、家でサヤができて中に種がある場合は、その種を撒いて増やすこともできます。
挿し木は6月に切った枝の、切り口側の葉を落とし、葉を4枚ほど残して、挿し穂とします。挿木用土を器に入れ、植え付けましょう。根付くまでは、乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理します。発根したら、鉢や庭に植え付けてください。若木は強風により、幹が折れてしまうこともありますので、幹が細い間は支柱をしてあげましょう。
まとめ

ドドナエアは常緑で葉色の変化が楽しめるオージープランツ(オーストラリアンプランツ)です。夏のさわやかな緑の葉色から、晩秋に赤く色づき、気温が下がるにつれ葉色は赤から褐色へ変化し、冬の寂くなりがちなお庭の中で差し色になり、お庭を素敵に彩ります。寒さにも暑さにも病害虫にも強く、ドライな質感と細長い楕円形の葉がスタイリッシュなドドナエア。ドライガーデンのシンボルツリーとしてもおすすめなドドナエアをお庭に迎え入れて、ぜひ葉色の変化を楽しんでみてくださいね。
執筆者:造園技能士 竜門 健太郎
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